【読了】『マザー・テレサ 愛の花束―身近な小さなことに誠実に、親切に』

目次

第1章 マザー・テレサと愛を学ぶ
第2章 マザー・テレサのおこないに愛を学ぶ
第3章 マザー・テレサの言葉に愛を学ぶ
第4章 マザー・テレサの生涯に愛を学ぶ
第5章 マザー・テレサの祈りに愛を学ぶ

雑感

本書は、自分はマザー・テレサとは違うから、彼女のように偉大なことはできるはずもないと考えがちな私たちに、「いいえ、あなたにもできますよ」という、マザーからのメッセージを伝えてくれます。生前、マザー・テレサは言いました、「大切なのは、どれだけたくさんのことや偉大なことをしたかではなく、どれだけ心をこめたかです」「身近な小さなことに誠実になり、親切になりなさい。その中にこそ私たちの力が発揮されるのですから」と。現代に生きる日本人にとって、マザー・テレサが遺したおこないや言葉は、けっして忘れてはならない愛の花束です。1997年9月5日に帰天後、わずか6年という異例の早さで、今年10月19日に列福されるマザー・テレサの愛に学ぶべく、著者・中井俊已先生が渾身の力で執筆しました。ノートルダム清心学園理事長・渡辺和子シスター推薦の本書は、大人も子供も共に読むことができ、心が豊かになる良書です。