筆意を加ふる/歌川広重 「月に雁」

2012年9月22日 放送

今週の芸術家


・作者 歌川広重(1797-1858)
・国籍 日本
・職種 浮世絵師

  • 二大浮世絵師、葛飾北斎歌川広重
  • 北斎は線の画家、広重は面の画家
  • 広重は日本の風景を描き続けた、特に月を
  • 出世作東海道五十三次
  • 晩年『名所江戸百景』
  • 写真をなして是に筆意を加ふる=ただの写生ではなく筆者の意思を加える
今週の作品


・作品 月に雁
・場所 太田記念美術館

  • 縦39cm、横13cm
  • 短冊型の多色刷り木版画
  • 添えられた句「こんな夜が またもあろうか 月に雁」
  • 画面下には馬と鹿の印がある、馬鹿?ではなく福と寿
  • 当時、雁は仏の使いと信じられていた。(彼岸のころに行き来したため)
  • 月の部分は着色なし、和紙そのものの色を使っている。
今週のショートストーリー

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