置き去りにされたアメリカ / エドワード・ホッパー「線路わきの家」

2012年6月2日 放送

今週の芸術家


・作者 エドワード・ホッパー(1882-1967)
・国籍 アメリ
・職種 画家

  • 自らの絵について、ほとんど語らない
  • 1882年 ナイアックに洋品店の長男として誕生
  • 1900年(18歳)ニューヨーク美術学校へ入学
  • 卒業後ヨーロッパへ、モネやセザンヌに強い感銘を受ける
  • ヨーロッパ的な作品はアメリカでは受け入れられなかった
  • 1920年台のアメリカの発展、変わりゆく町に取り残されていく風景を描いた
  • 趣味はドライブ、妻ジョーとともに
  • ホッパー作品には境界線がある(昼と夜、田舎と都会…)
  • ホッパー作品は情報量が少ない、見る者たちの想像力を刺激する
  • 光、白にほんの少しだけ黄色を混ぜて
今週の作品


・作品 線路わきの家
・場所 ニューヨーク近代美術館MOMA

  • ニューヨーク近代美術館のコレクション第一号
  • 縦610横710の油彩画
  • 19世紀後半に流行したアメリカヴィクトリア様式
  • ニューヨーク北の東海岸に多く建てられた
  • サスペンス映画の巨匠ヒッチコックの傑作『サイコ』に強烈なインスピレーションを与えた
  • 線路=新時代の象徴 家=旧時代の象徴

放送500回記念アルバム「美の巨人たち」音楽集